デグーを飼うケージには、ウッドチップやペレット等の床材を敷き、その上に敷草をかぶせる形が一般的です。
ですが、一言で床材といってもその種類は大きさも材質も様々です。今回は、色々な床材を試してみて、最終的にいきついた床材と手順をご紹介します。
①底に紙を敷く
一番下に敷く紙は無くても良いのですが、敷くことをおすすめします。この上にウッドチップや牧草を乗せていくので、交換時に紙ごと捨てることができ、時間もかからずホコリもあまり立たずに済みます。
紙の種類は何でも良いと思いますが、何も印刷されていない紙が安パイです。私は最近のインクに油断しているので、新聞紙もたまに使います。
ちなみに、床部分のメッシュは取り外して使用しています。神経質かもしれませんが、爪がひっかかったり着地時に足を痛めたりしやすいので、私は無い方が良いと思っています。本能が残っているのか、穴掘り姿も見ることができます。
床材の交換時にはデグーを部屋に放っているのですが、紙に興味を示して寄ってきました。かわいいけど邪魔。邪魔だけど可愛い。手を止めて写真を撮っている時点で私の負けです。
②紙の上に床材「おがくず」を敷く
お次は床材を敷いていきます。主に緩衝材や吸水材としての役割があります。ウッドチップやペレット等、「デグーが口に入れても害がないもの」であれば、どれでも問題ありません。
飼いはじめはペットショップや里親のところで暮らしていた頃と同じ床材を使用し、デグーが新しい環境に慣れた頃に、良いと思ったものを試してみるのがおすすめです。
我が家では添加物の心配が少ないものを探した結果、材木屋等からおがくずを購入する形で落ち着きました。シンプルに木なので気が楽です。
※お店によっては粉のようなタイプのおがくずもあり、使い勝手が悪いので注意
ちなみに写真は杉の木です。誤解される場合も多いですが、花粉ではないので花粉症のご家庭でも大丈夫ですよ。
※アレルギーの人はご注意ください
③敷草としてバミューダヘイを敷く
仕上げに牧草を敷いて完成です。デグーはそこかしこでトイレを済ませるので、おしりや足が汚れないよう、水はけのよい牧草を敷くことによって快適な環境になります。
敷草には、他のイネ達と比べて茎が細く、短いバミューダヘイを使用します。柔らかく、水はけが良いので使っている方も多いのでは。
もちろんデグーが食べても問題ありません。
余談:床材を敷くやいなやビリビリに引き裂いて運搬する現場に遭遇しがち
全く床材に興味を示さないデグーもいるんですが…
個性ですね…
ただ、これを見たくて色々な敷紙を試している自分がいます。